ミニマリスト備忘録

手放した物と新たに入手した物の出入りの記録

おもちゃの断捨離

 

我が家には6歳の女の子と4歳の男の子がいます。娘を妊娠した瞬間から約7年の間に、みるみるうちに増え続け、今はこんな状態に。

f:id:Hirariko:20170123063719j:plain

家にあるおもちゃを全部出してみました。子どもたちは「いまからなにするんー?」「おもちゃやさんごっこ?」とキラキラした目で問いかけてきます。何やら楽しいことが始まるらしい、と素敵な勘違いをしてくれているので、そのままノリノリで断捨離してくれるように「すっごいねー!こんなにおもちゃ持ってたんやなあ!でーも、よく見てー?赤ちゃんのおもちゃもあるんと違うー?分けてみようよ!」と、テンション高く、声のトーンも高く、いざ、断捨離開始!

分類方法は

1、残すもの

2、誰かにあげるもの

3、捨てるもの(壊れていたり、極端に汚れている)

の3つです。

お姉ちゃんは端から順に「いる、いらないー、いるー、あげるー、、」とテンポよく分けていきますが、弟は何から手を付けたらよいかわからない様子で、ぼーっと立っていました。きっと「ほら、わけてよ!」と急かしたところで動けないだろうな、と思ったので、一緒に手に取りながら「これはどう?これは?」と聞きながら分類。分け始めると、意外と子どもは思い切りよく捨てていきました。中には「え?!これいらんの?!」と、私がびっくりするようなものまで。。でも、おもちゃの断捨離をするにあたって、自分で決めたルールがあります。それは、

1、子どもがいらないと言ったらいらない(「これ、残しといたら?」とか言わない)

2、子どもがいると言ったらいる。勝手に捨てない

3、動揺しない。

子どものおもちゃは子どものものなので、あれこれ口出ししない、私の意見を挟まないことはかなり意識しながら挑みました。特にお姉ちゃんは日ごろから「お母さんはどう思う?」と私の意見を求めがち。でも、自分で決めて、自分でその決断に責任を持つことを覚えてほしい。だから、彼らの決断に何も言いませんでした。

ものの15分ほどで仕分けは終了。

f:id:Hirariko:20170123065556j:plain

右の白い袋、黒い袋、ウルトラマンはお譲りすることに。左の白い袋は捨てます。ゴミ箱に入れる前に「捨てる」に分類されたおもちゃを一緒に見てみました。ほとんどが、ガチャガチャやハッピーセット、お菓子や雑誌の付録。

「ガチャガチャとかハッピーセットはすぐ壊れちゃうね。」とだけ言って捨てました。物欲との向き合い方を、子どもたちと一緒に勉強していきたいな。

今は遊んでいないとはいえ、気に入って遊んでいたおもちゃを手放すのは寂しそうでした。だから、「これ、○○ちゃんにあげる!」と自分より年下の、遊んでくれる子に譲ってあげる、というのは救いだったようです。捨てるのは寂しいけど、誰かが喜んで使ってくれるならうれしいよね。でも、お譲りするときも、迷惑にならないように「この中でいるものある?」とあらかじめ写メで送って聞いてみたり、子育て支援センターのリサイクルに持っていったりしています。

娘はプリキュアのおもちゃを、息子は車系のおもちゃを主に手放しました。それにまつわるあれこれを思い出すと切なくて、胸がきゅーっとなりました。だけど、モノはなくても思い出はある。その思い出の延長に、目の前の子どもたちがいるのだから、モノに縛られなくても大丈夫。

おもちゃが減ると、収納がすっきりしました。収納がすっきりしたので、また整理をすると、今まで出しっぱなしだった子どもたちの習い事のかばんたちが押入れに収まりました。結果、それらをひっかけていたラダーラックがいらなくなったので、それも処分しました。そして、モノが減ってくると、いらないものがまた炙りだされてきます。

あせらずのんびり、モノを減らしていきます。